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すべての挑戦が今日ようやく終わりました。今エンディング画面をつけっぱなしにしながら、この文章を打っています。エンディングを出しっぱなしにするのは、このシリーズでは「お約束」です。何が出るかわかりませんが、何かが出るんじゃないかと期待させる展開です。
このソフトに収録されたゲームをプレイしていて感じたのは、TVゲームの歴史を作ってきたソフトに対する「リスペクト」です。
過去のソフトを丹念に研究して、その良さを再現しようとする姿勢が感じられました。ここでいう「良さ」とは、例えば、「あと少しがんばればクリアできそう!」というバランスであったり、「クリアできたときの喜び」を感じる難易度であったり、「ルールの妙」が引き出す偶然だったり、初めてなのに、どこか懐かしい「良さ」です。
ゲーム好きのスタッフが作ったゲーム好きのためのソフトですね。
僕が一番苦労したのは「無敵拳カンフー」と「スーパーデーモンリターンズ」の2本。
「無敵拳カンフー」では4面のボスまでの道のり、ザコに苦戦しました。体力も時間も足らず、何度かやられながらも、どうにかギリギリクリアしました。5面の方がサクサク進めました。
「スーパーデーモンリターンズ」は最終面が鬼門でした。ラスボスに何度やられたか。でも、何度もやられているうちにコツを覚えるものですね。だんだんとうまくなる自分を実感できました。これもゲームそのものがうまく作られている証拠ですね。
では、収録ゲームの感想を書き記しておきます。
【ウィズマン】
「パックマン」がこう進化するとは思いもよりませんでした。光るクリスタルを順にとるボーナスをできる限りねらうというスタイルで進めました。ワープは一度も使わずじまい。時に光るクリスタルを探すのに難儀することもあり、スリルを存分に楽しめました。個人的に相性が良かった1本です。
【無敵拳カンフー】
先ほど書いたとおり、苦労した1本。昔から「スパルタンX」が苦手だったので、それがプレーに色濃く反映されました。結局探していないけど、2面以降のシャチホコってどこにあるんでしょう?
【デーモンリターンズ】
「マリオ」へのリスペクトにあふれる1本。スタート直後のザコ敵とパワーアップアイテムの配置から、隠れ1UP、ボーナス面に行くとパワーアップが1つ取れずに進んでしまうところ、無敵アイテムの配置、……。「スーパーマリオブラザーズ」1-1を模しながら、オリジナル性を充分出しています。2段ジャンプのアイデアでゲーム性に幅が出ていて、パズル・謎解き要素も楽しめました。
【課長は名探偵 前編・後編】
冒頭のディスク起動画面に心つかまされました。これでデモリタのデーモンなんか歩き出したら、さらにポイントアップだったんですけど。
復活の希望の声も多い「さんまの名探偵」。これを彷彿とさせるものでした。実在の人物がゲーム内に登場しているので、「殺した・殺された」のようなドロドロした展開にはなりません。このことを考えると「さんまの名探偵」はなんて思い切っているんだと今更ながら驚きます。ゲームの最後、ある登場人物の名前を忘れてしまいあせりました(この意味はゲーム最終盤まで進めればわかります)。ミニゲームも良かったです。
【ガンデュエル】
僕の好きなシューティング。しかもこういう敵をバンバン打ち倒すタイプが一番好みです。スピード感は「ザナック」を思い出させます。系統は違いますが、パワーアップの豊富さは「B-WING」も頭をよぎりました。ちなみに僕は、メインをH、サブをWでプレイするのが一番肌に合っていました。
【トリオトス】
「テトリス」+「コラムス」+「ぷよぷよ」でしょうか。第一印象で横5マスが狭く感じたのですが、プレイしてみたらこれが実に絶妙だとわかりました。ラインスパークや連鎖など、横5マスだからの戦略性、非常に盛り上がりました。このソフトでプレイヤー同士、本当に対戦できたら面白いでしょうね。
【ガディアクエストサーガ】
攻撃の記号がルーレットのようにくるくる回る独特のシステムは、全作からの踏襲です。ギャンブルで一発大きいのをねらうか、ミスなく安定した攻撃で進めるか、性格が出るところですね。個人的には後者が好みです。
前作のボスが「あれ」だっただけに、今作も何かくるだろうと思っていたら、今度は「あれ」がラスボス。いい意味で裏切ってくれます。裏のラスボスまで「あれ」ですからね。とことんやってくれます。僕はそんな仕掛けにニヤニヤしながらプレイするのでした。
【スーパーデーモンリターンズ】
一番驚いたのは音楽かもしれません。ハードの性能が上がったというのがストレートに伝わってきました。後はスーパーファミコン初期によく見られた「モザイク」に「回転」。「ああ、あったあった」と懐かしい気分になりました。「DEMON」マークをそろえるあたりも当時のソフトによくあったような気がします。性格には覚えていないのですが、ブロックを工夫しながら壊すあたり「まじかるタルるートくん」を思い出しました。
そしてラスボスにはやはり「くぐれ!」。これしかありませんね。自分が言われるとは思ってもみませんでした。
とにかく面白かったです。やり込みの余地が残っているので、暇さえあれば、少しずつやるかもしれません。まずはスタッフロールを倒さ(?)ないと。
自分のアンテナに引っかかった面白いもの、興味惹かれるものも収集して記録しています。
不定期連載です。気の向いたときにお立ち寄りください。
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