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 自分の手帳が読み物として、こんなにも面白いなんて!

 年末、文房具屋や本屋の1コーナーを賑わせる個性的な手帳の数々。そんな数ある手帳の中から僕は「ほぼ日手帳」を選んでいます。2005年から使い続けています。より正確に書くならば「ほぼ日手帳オリジナル+ウイークリー」のペアです。「ウイークリー」に予定を記し、「オリジナル」に日々の記録を書くというスタイルです。
 でも、2008年までは「ほぼ日手帳」を上手に活用できていませんでした。ところが、2009年、使い方に劇的な改革が起こしました。この改革を期に、手帳の書き込みの充実度が数倍跳ね上がったのです。

 今思えば、かつては記録する内容をずいぶん制限していたように思います。
 2009年、手帳に記録したのは以下のような項目です。

●ざっとした行動記録(○○に行った、○○で外食した、○○を買った、のような行動のうち記録に値するもの)
●読み終わった本やマンガのタイトル、効き終えたCD(曲も記録)
●生活の中で見聞きしたフレーズで書き留めたくなったもの、目を引いたもの
●ふと思いついたフレーズ、アイデア
●本の中で勉強になった、印象に残った文言の書き写し
●メルマがなどで集めた名言
●覚えておきたい単語や使えるようにしたい単語と、その意味・類義語

 これらの項目を4色ボールペンやマルチ8を使って色分けしながら書き記しています。あとはプラネタリウムや展示会などのチケットやパンフの切り抜きを貼り付けることもあります。

一年を振り返ることがこんなに面白いとは!

 年が明けた1月1日と2日、2009年に使った手帳を読み返しました。
 これがまあ面白い! 初日である1日の夜中、興奮のあまりにツイッターでこんなつぶやきを残しています。

 元日はほぼ日手帳2009の読み返しに時間をどっぷり使ってしまいました。自分の書いたことに夢中。書いてある内容と自分の経験・知識とが化学反応して、新しいアイデアや発想が生まれしばし興奮。1年かけて手帳の使い方改革をしてきた甲斐がありました。

 本当は1日のうちに2010年の目標まで立てる予定でいたのですが、手帳を読み返すのに時間がかかり断念。翌日に持ち越したのでした。
 翌日、ふとアイデアが湧きました。水道橋博士が年末のブログに書いていた「一年の振り返り」を僕もやってみよう、と思ったのです。
 手帳を読み返したり、記憶をたどったりしながら、1月、2月、と書き出していきます。12月まで書き終えて、えもいわれぬ達成感に包まれました。「2009年、自分はこんなにもがんばれたではないか」と自分の中に肯定感が新たに芽生えました。
 その「一年の振り返り」を読み返してみると一定の傾向がありました。どの記述も、おおむね、次のどれかに分類できるのです。

●初めての体験・出会い
●夢中になったこと
●非日常の場所への出かけ
●やり遂げたこと
●印象に残った本・マンガ・曲
●生活上の大きな変化

 こうして完成した「一年の振り返り」を元に「2010年の目標」も作り上げました。去年までの目標よりも、一歩具体的に踏み込める内容に洗練しています。

 年が明けて、もう3日が過ぎようとしていますが、「日々の行動記録」や「一年の振り返り」には予想をはるかに超える効果・効能があります。2009年の記憶が薄れてしまわぬうちにやってしまうのがいいと思います。これ、ホントにオススメです!

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 思わず見とれてしまう見事な帯状の雲。
 これぞまさに、ザ・秋雨前線!
 寒気と暖気がぶつかって雲が湧き起こるダイナミックな営みが感じられます。

 梅雨と秋雨の季節は星が見えないからイヤですね。1週間も我慢すれば、秋雨前線は去ってくれるでしょうけど。ちょっとの間、星見は我慢です。
 ああ、プラネタリウムに行きたいなあ……。

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1.携帯を機種変更して……

 以前、こんなことこんなことを書いていたように重い腰を上げてソフトバンクショップに行ってきました。

 2つのショップを巡る羽目になったのですが、こうも店によって対応が違うのかと驚きました。1店目の対応の悪さの原因で、2店目を回る羽目に。
 1店目の店員の対応が、まあ何ともヒドイ! ノルマが大変なのでしょうね。こっちの意向をやんわりと無視。ちょっとずつ値段が高い機種を勧めてくる店員。いや、こっちは機種を決めてきてるっていうのに。なのになぜか、この人は別の機種を勧めてくる。不可解かつ不愉快でした。
 2店目の対応は期待以上だったので、結果大満足。これからもこの2店目の店舗で買おうと決意しました。信頼感も満足も違いますから。


2.どう冥福を祈ればいいのか

 「クレヨンしんちゃん」の作者である臼井儀人さんの思いがけない訃報。

 思うことが頭に浮かんでは消えていき、思考がまとまりません。考えているのは、主に「どう冥福を祈ればいいのか」。今年の著名人の訃報の多さを考えると、そろそろ考えておくべき課題であるように思うのです。もしも、考えがまとまったならば、文章に起こす予定でいます。


3.読書記録が追いつかない

 ここで自分の読書記録をつけているのですが、
   読書スピード > 記録スピード
になってしまっています。

 夏場、読書量が落ちていた分、今、その反動が来ています。読みたい本リストも10冊以上たまっています。どからといって、記録をつけたくないのではありません。書きたいことはあるのですが、それがグルグル回っていて、なかなかまとまらないのです。書きかけの記録の多いこと、多いこと。

 読了はしているけれども記録していない本のリストを(自分にプレッシャーをかける目的で)羅列します。

○『ゲームについて思うことX』
○『スケッチブック』(6)
○『マンガを読んで小説家になろう』
○『玄米せんせいの弁当箱』(4)
○『魂の叫び』
○『スペランカー先生』
○『ダ・ヴィンチ渾身 本気で小説を書きたい人のためのガイドブック』
○『新星座巡礼』
○『よつばと!』
○『灘中の数学発想法 問題を眺める10のツボ』
○『「食べもの神話」の落とし穴』
○『知識ゼロから始める バカヤロー経済学』
○『宙のまにまに 天体観察「超」入門』
○『数学ガール』(下)
○『ガウガウわー太2』
○『もやしもん』

 ああ。16冊もたまっている……。

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 「アンタの携帯は第2世代携帯で古くてダサいんだから、早く機種変してよ。早く変えてくれなきゃ、こっちも困るんだから!」(かなり意訳あり)と、某携帯会社からお知らせがきて数ヶ月。最近は毎月のように同様のお便りが届いています。

 今月も例に漏れずダイレクトメールが届きました。そこに「何じゃあコレ!」と目を丸くした宣伝文句が書かれていたのです。

手続き、対応は好印象!
約75%のお客さまが手続きに手間がなく好印象を持たれています。

 いやいやいや、ちょっと待ったあ!
 「約75%」と一見、その率の高さを誇っているようです。けれども、「手続きに手間がない」のが「約75%」って、誇るほど高い数値ですか? 4人に3人しか満足していないんですよ。
 ひねた見方をするとですね、「手続きに手間がない」イコール「好印象」とは違うと思うのです。「手続きに手間がない」のって、サービスとして当然の水準であるはずです。であるにもかかわらず、「手続きに手間がない」と「好印象」と並べてしまっている。この2つの文句に、怪しさを感じ取るセンサーが反応します。
 それに、残りの約25%の客はどうしたのでしょう。「不満」と「普通」が含まれるであろうその内訳が気になります。 (仮に「不満」が少ないのであれば、それをアピールする方が高い宣伝効果が得られる気がします)

 見れば見るほど、この宣伝文句に驚きを感じます。

 「ズレた宣伝文句」といえば、某PCメーカーの「サポートデスク、ナンバー1」も衝撃的でした。「サポートデスク、ナンバー1」の裏には「サポートしなきゃいけないナンバー1」が隠れています。サポートしなきゃ使えないパソコンであることを告白しているのです。
 CMや雑誌広告を見るたびに、逆宣なのに気づかないのかとハラハラした記憶があります。今ではこのCMも広告もすっかり鳴りを潜めました。

 こういうズレって、よっぽど自分を客観視する能力がないと気づかないのでしょうね。思い込みというのは恐ろしいもので、一度決めてしまうと他の視点や考えが浮かびにくいもの。複数の視点を持つ難しさを思い知らされるエピソードです。
 同時に思い至るのが「裸の王様」。周囲に進言できる人材がいれば、こんな宣伝だか逆宣だかわからない文句を公にしないですんだのにと思うのです。裸の王様になってはいけないと思い知らさせてくれます。違和感を違和感としてはっきりと言ってもらえる関係。そんな関係を作らなくてはなりませんね。

 気が進まないけど、そろそろ機種変更しに行かないと。壊れてもいない携帯電話を変えなきゃいけない不条理と、グッと来る機種がない現状に蓋をして、重い腰を上げて行ってきます。

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 7月7日から1週間です。七夕の夜中、アニメ『宙のまにまに』の放送がスタートしました。
 チャンネルを切り替えていて偶然目に留まるのではなく、意図してアニメを見たのは何年ぶりのことでしょう。軽く一昔前になります。まだ20世紀の頃です。

 久しぶりのアニメで楽しめるのか心配でした。原作のファンであるがゆえの心配です。けれども、その心配は杞憂ですみました。原作のキャラクターの魅力も引き出されていました。動きも活発でした。メインの流れとサブの切り替えの良さも心地良かったです。

 アニメ『宙のまにまに』に感じたのは、柏原麻実さんが描く原作に対する大いなる信頼です。原作の良さが前提として存在して、その良さをスタッフが表現したくて仕方がない様子が伝わってきました。
 原作には天文に関する知識が散りばめられています。そんな原作を読んでいると、天文をもっともっと知りたい欲求が高まってきます。アニメ『宙のまにまに』スタッフも星の魅力にはまったそうです。星空観察を敢行。制作にも生かされています。劇中に登場する星空は、すべて現実の星空を再現したものとなっています。

 部室のシーンに天文雑誌『星ナビ』がさりげなく映り込んでいました。
 『星ナビ』は天文の専門雑誌です。星の観測情報やコラム、天文写真の投稿など星に関する情報が満載の雑誌です。そんな『星ナビ』、4月号から最新の8月号まで連続5ヶ月で『宙のまにまに』特集を組む熱心ぶり。5月号には、原作漫画の著者である柏原麻実さんのロングインタビューも載っています。
 アニメに映った『星ナビ』、雑誌での特集に対するお礼なのでしょうね。これからも登場するのかもしれません。

 それにしても、今の「アニメファン」――皮肉を込めた表現です――の振る舞いに戸惑いを覚えました。ブログをいくつか見て回ったのですが、異様な違和感を感じました。記事の多くが「とりあえず1話を見た」というもの。
 今の「アニメファン」の間には「とりあえず1話を見た」という風潮があるのですね。
 アニメにしろドラマにしろ、1話から最終話までの全体の物語が1つの作品という認識で僕はいます。だから、「とりあえず1話を見た」という風潮に違和感を感じるのです。

 かつてインターネットが今ほど一般的ではなかった頃、アニメに関する情報は雑誌に頼っていました。専門雑誌で新番組の情報を得て、その情報を信用して放送を見始めていたと思うのです。
 生粋の「アニメファン」であろう人が、事前情報を得ることなく新番組を「とりあえず1話を見」て、2話以降を見るかどうかを判断する。「自分の判断にこそ絶対の信頼を寄せている」ともいえるし、「自分の趣向に合うものをつまみ食いで探している」だけともいえます。

 今やアニメって、「消費」の対象になってしまっているのですね。「娯楽」として鑑賞するものではなくなったのでしょうか。クリエイターへの待遇の悪さが問題になっていますが、こんな悪しき風潮も遠因になっているのかもしれません。

 悪質読書感想文が多いのも気になりました。長々あらすじにちょっとの感想って、一番やっちゃいけない悪質読書感想文の典型です。感想を表現するのに必要に迫られてあらすじを書くのなら理解できます。あらすじの中にツッコミを入れていく、なんて「芸風」もあります。これは文章の芸としてありです。けれども、そんな高尚な感想も芸もほとんど見られません。ネタバレになるからあらすじを書くべきではない、なんて話ではなく、こんなあらすじ感想文を公開して恥ずかしくないのかなと思ってしまいます。

 リアルタイム視聴ではなく、少し遅れての視聴となります。各話で感想を書くことはしないでしょうが、また気になったことがあれば感想を書くかもしれません。

 あっ、そういえば、1話最後の星空がどのあたりの星なのか気になります。検証したいです。


○アニメ『宙のまにまに』 公式サイト
 WEBラジオが配信中です。ラジオのノイズはわざと入れてる? 謎です……。
 http://www.mmv.co.jp/special/soramani/

○アストロアーツ 公式サイト
 『星ナビ』を発行している出版社です。
 http://www.astroarts.co.jp/index-j.html


■自分のサイトから

○「祝・『宙のまにまに』がアニメ化!」
 アニメ化の報を受けて、期待と不安を書き連ねています。
 http://tblb.blog.shinobi.jp/Entry/28/

○「『宙のまにまに』美星のドット絵 」
 他のキャラクターも作ろうと思いつつ日々が過ぎています。
 http://tblb.blog.shinobi.jp/Entry/37/

○漫画『宙のまにまに』感想
 読書記録サイトに書き連ねています。
 1~4巻5巻6巻

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このサイトについて……
 思っていること、考えていることを誰に頼まれることもなく綴っています。自分の思考の整理として書いているので、日記ではありません。
 自分のアンテナに引っかかった面白いもの、興味惹かれるものも収集して記録しています。
 不定期連載です。気の向いたときにお立ち寄りください。

 なお、別サイトで読書記録をつけています。こちらにもお立ち寄りいただければ幸いです。
http://bookdiary-k.blogspot.com/
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