忍者ブログ
[10]  [9]  [8]  [7]  [6]  [5]  [4]  [3]  [2]  [1
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★このブログ以外にも、自分で読んだ本の備忘録として『BOOK DIARY etc』というブログも昨年2007年からずっと続けています。そこでたまに【本にまつわるエトセトラ】と題して、本に関することを書いているのです。そちらで書いたコラム風の文章をこちらでも読めるようにしておきたいと思います。

○自分の本の備忘録サイト『BOOK DIARY etc』
 http://bookdiary-k.blogspot.com/


またまた『金魚屋古書店』第8集からのネタです。

ヨーロッパの愛書家の間には伝統的に「エクスリブリス」という習慣があるそうです。
「エクスリブリス」とは、所有者を示すための小票のことです。「エクスリブリス/EX libris」という表記と本の所有者さえ書いてあれば、大きさ・スタイルは自由だそうです。多くの場合は美術的な絵・図版と共に描かれていることが多いようです。

銅版画であったり、消しゴム版画、デジタルプリントなどでもいいようです。ということは手間はかかりますが1枚1枚手書きでも構わないのでしょう。

なお、「エクスリブリス/EX libris」とは、ラテン語で「~の蔵書から」という意味だそうです。日本語では「蔵書票」と呼ぶことが多いようです。

今回の『金魚屋古書店』では、この世に1つしかないエクスリブリスの貼られた『百花庭園の悲劇』という漫画を探す話が掲載されています。
途中、上に書いたようなエクスリブリスの解説が書かれていて、この存在をはじめて知ったのです。上で書いた解説なんかよりも、絵がある分ずっとわかりやすい開設になっています。
蛇足ですが、「たとえばこんな図版でも?」というセリフと共に、いわゆる萌絵が描かれていたのは面白かったです。そしてそこには「流行るといいですね」というセリフも。もしかしたら、これをきっかけに本当に流行ったり……なんていうのは妄想が過ぎるでしょうか。

ちょっと、自分のオリジナルエクスリブリスを作ってみたくなりました。展示会みたいな機会があったら行ってみようと思います。

○ウエブサイト『蔵書票ホームページ』
 蔵書票の解説と何人かの作品が見られるようになっています
 http://pws.prserv.net/jpinet.Exlibris/jpinet.exlibys/index.htm

○「ロマンの泉美術館」オフィシャルウエブページ
 蔵書票が展示されている新潟県西蒲原郡にある美術館
 http://www.roman-no-izumi.com/index.html

○『EXLIBRIS MUSEUM 蔵書票美術館』ウエブページ
 数多くの伝統的なエクスリブリスを見ることができます
 http://www5e.biglobe.ne.jp/~exlibris/index.html


○自分の備忘録ブログ『BOOK DIARY etc』2009年2月2日より
 http://bookdiary-k.blogspot.com/2009_02_01_archive.html#151136024371485022

拍手[0回]

PR
このサイトについて……
 思っていること、考えていることを誰に頼まれることもなく綴っています。自分の思考の整理として書いているので、日記ではありません。
 自分のアンテナに引っかかった面白いもの、興味惹かれるものも収集して記録しています。
 不定期連載です。気の向いたときにお立ち寄りください。

 なお、別サイトで読書記録をつけています。こちらにもお立ち寄りいただければ幸いです。
http://bookdiary-k.blogspot.com/
twitter
カウンター
(since 2009/02/01)
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
クリックバトラー
忍者ブログ * [PR]