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 昨日は7月7日、七夕。梅雨の真っ只中の関東地方では曇天で星空を楽しむことは困難です。

 日付の変わる24時頃、徒歩で帰宅中のことです。満月が南の空に燦然と輝いていました。雲も少ない夜空。風が強いおかげか、大気も澄んでいるようです。空の闇の深さがいつもと違っていました。
 南の空に満月が輝く頃、その左手、東の方にひときわ輝く星があります。わし座の1等星、「彦星」ことアルタイルかとも思ったのですが、それにしては位置が低い。「織姫星」(こと座の1等星、ベガ)と共に夏の大三角をなすデネブ(はくちょう座の1等星)でもあれば確信がもてたのですが、どうも見つかりません。それらしき場所には雲がかかっています。

 確認する術もなく、帰途につきました。

 家に帰ってから星空シュミレーションソフトを起動して確認しました。僕が見つけた星は木星だったようです。調べるとマイナス2.8等級。明るいはずです。近くに海王星もあったらしいのですが、海王星は肉眼では見えません。
 プラネタリウムではない本物の星空で、意識して木星を見たのは初めてです。400年前、ガリレオが望遠鏡で見た木星です。あの輝きを見ると、望遠鏡を自作してでも木星をもっともっと覗いてみたくなる気持ちが理解でします。

 雲に隠れていたのか、僕の視力が悪いのか、彦星も織姫星も見ることはできませんでした。けれども、木星を見ることができて満足の七夕の夜でした。

 ところで、昨日の晩、こんな「クールアース・デー2009」なんてキャンペーンも環境省主導で行われていたのですね。ライトアップ施設の電灯を消すという取り組みです。初めて聞いたときには、光害をなくすキャンペーンなのだと感心したのです。七夕の夜にライトオフ。実に洒落ています。
 しかし、実際の趣旨は違うとか。二酸化炭素の排出を減らすのが目的のようです。だったら、1日だけお祭りで満足するのではなく、毎日やりましょうよ。お祭りにするにしても、夏よりも夜の長い冬にやるほうが効果あるだろうし。
 なんだかいろいろとずれています。中途半端な取り組みです……。

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 初めて出会った言葉やなじみの薄い言葉、自分でも使えるようになりたい言葉を収集するのが、最近のマイブームです。本の表紙の裏に付箋紙を1枚貼っておき、ピンと来た言葉をメモしておきます。時間のあるときに辞書で意味を調べて、手帳にメモするという手順です。

 電子手帳を持っていないので、もっぱらオンライン辞書を利用しています。使っているのは「Yahoo!辞書」と「Weblio」です。
 「Yahoo!辞書」には『大辞泉』(小学館)と『大辞林』(三省堂)と大型辞書が2冊分収録されています。無料オンライン辞書では「Yahoo!辞書」だけなのではと思います(少なくとも現在は)。個人的には『新明解国語辞典』(三省堂)や『明鏡国語辞典』(大修館書店)の方が好みなのですが、無料オンライン辞書にはなっていないようです。

 もう一方の「Weblio」には『類語玉手箱』と『Weblioシソーラス』との2つの類語辞典が収録されています。この類語辞典がなかなかユニークなのです。

 例えば、「Weblio」のトップページに例として挙げられている「びっくり」で検索してみます。まさに“びっくり”するような検索結果が得られます。

意義素・用例 類語・縁語
びっくりということ 驚き・驚嘆・感嘆・仰天・びっくり仰天・唖然(あぜん)・呆然(ぼうぜん)・ハトが豆鉄砲を食らったような(顔)・(~を耳にしての)絶句
びっくりする 驚く・目を丸くする・たまげる・ギョッとする・びくりとする・はっとする・とび上がる・肝をつぶす・度肝を抜かれる・肝を冷やす・面食らう・腰を抜かす・「わが目を疑ったぜ」・まさかと思う・「耳を疑ったさ」・「青天の霹靂だぜ」
びっくりさせる 驚かす・仰天させる・ドッキリ(カメラ)・(いたずらで)おどかす・油断しているところを襲う・(いたずらを)仕掛ける・(心理的に)混乱させる
びっくりするような めったにない・仰天するような・驚くべき・想像を絶する・気が遠くなるような・驚天動地の(事件)・通常ではあり得ない(出来事)・意外な(行動)・思わぬ(展開)・奇想天外な(発想)・思いがけない・破格の(評価をもらう)・お騒がせ(人間)・仰天(ニュース)・寝耳に水の・大変な(事態)

 「びっくり」では表しきれないような豊かな表現を持った言葉が、これでもかこれでもかと現れます。こういうサービスが無料で得られるのにも、また“びっくり”します。「Yahoo!辞書」にも類語辞典が用意されているのですが、表示される単語の数がまったく違います。

 こんなふうに言葉を収集しては、手帳にメモしては悦に入っているのです。

(明日の記事へと続きます)

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 7月になりました。

   31+28+31+30+31+30=181
   365÷2=182.5

 7月になると、上の式のようなことを考えます。何を表しているかわかりますか?
 すでにタイトルで種明かしをしているのですが、今日7月2日が「1年の真ん中」に当たる日です。正確に書けば、7月2日の正午が「2009年が始まった瞬間から終わる瞬間の中点」です。もちろん2009年に限らず、平年であれば、毎年7月2日正午がその年の真ん中に当たります。

 2009年が半分終わって、年初めに考えた目標がほとんど達成できていないのに気づきました。残り半分で達成できるのでしょうか。いろいろと苦しい状況もあるのですが、倦まず弛まず焦らずがんばります。

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 ウォーキングや筋トレ、英会話など新しい習慣を身につけるのは大変なものです。「三日坊主」なんて言葉が頭をよぎり、はじめの勢いはどこへやら、初志貫徹とは程遠い竜頭蛇尾な結果になりがちです。
 そんな「三日坊主」癖の人向けのツールがグーグル・ガジェットとして「やった!?」が公開されています。

○グーグル・ガジェット「やった!?」説明ページ
 http://tmyymmt.mine.nu/yatta/

 使い方は簡単です。日付が横にずーっと続くカレンダーに並び、縦に項目が書かれた表になっていて、該当項目をその日に実施したならクリックするだけ。クリックすればそのマスの色が変わり、その日に実施したことがわかります。詳しくは、上でリンクを貼った説明ページを見てもらうのがいいと思います。

 これを見たときに連想したのが「Don't Break the Chain」。内容としては「やった!?」と同じようなもので、祖先に当たるものです。
 「Don't Break the Chain」は「ライフハック」の分野でもてはやされていたツールで、「Don't Break the Chain」で検索をかけると日本のライフハック関連サイトが多数出てきます。

○「Don't Break the Chain」トップページ(英語)
 http://dontbreakthechain.com/

(今知ったのですが、「Don't Break the Chain」もグーグル・ガジェットになっていたのですね。僕が知った当時にはガジェット化されていなかったように思います。)

 「やった!?」にしても「Don't Break the Chain」も「続く」ことを主眼に置いたツールです。「続く」と快感になりますし、「続かない」とストレスになります。
 これって、卓球やテニス、バドミントンなどのラリー競技に似ています。ラリーも「続く」と楽しくなってきますし、「続かない」とこれほどつまらないこともありません。

 卓球やテニス、バドミントンなどでラリーを続けるには技術が必要です。相手が打ち返しやすい球(シャトル)を打ち、相手も自分が打ちやすいように球(シャトル)を打ち返す。そんな呼吸がラリーを続けるコツです。

 そういえばニンテンドーDSで発売されている脳トレソフト『脳を鍛える大人のDSトレーニング』とか『えいご漬け』とか『漢検DS』なんかにも、「Don't Break the Chain」と同じようなカレンダーが表示されます。これらソフトには「ラリーを続けるための相手」はいませんが、「続く」ための工夫が施されています。
 ここで挙げた3本のソフトには「得点」が存在します。『脳を鍛える~』には「脳年齢」という得点が存在します。『えいご漬け』『漢検DS』には「級」が存在します。「脳年齢」や「級」を上げていくことがモチベーションアップにつながり、毎日続ける動機となります。しかも、これらの得点は1日に1回しか測定できません。これがもどかしくて、つい続けてしまうのです。
 これに加えて、この3本とも最大4人までセーブデータを保存することができます。ラリーの相手ではありませんが、同じ目的を持った同士として一緒にがんばることができます。
 こうしてみると「脳トレ」は「脳トレ」だから流行ったのではなく、「続く」ための工夫が練られていたから流行ったのだろうと推測できます。続かないことには流行しようがありませんから。

 新しい習慣を始めるのは、相手のいない「壁打ちテニス」のようなものです。相手がいないから、続くか続かないか、すべて自分がカギを握ります。いや、むしろ、続けるのも続けないのも、すべて自由です。決める権利があるのです。だからこそ「三日坊主」に陥ってしまうのです。

 「やった!?」も「Don't Break the Chain」も、どこか惜しいという思いがあります。記録としての機能は果たしているのですが、続けるのを応援するツールにはなっていないのです。「壁打ちテニス」なのです。(○日連続を表示する機能はあるようですが)

 「続ける」のって難しいですね。

(そういえばこういったツールって、常備する携帯アプリの方が向いているような気がします。もうあるのかもしれませんが。)


○『脳を鍛える大人のDSトレーニング』シリーズ

○『えいご漬け』シリーズ

○『漢検DS』シリーズ


※2009年6月18日追加
○自分のブログ記事「やらないことを続ける?」
 ここで書いた「新しい習慣を続ける難しさ」の続きにあたる内容です。
 http://tblb.blog.shinobi.jp/Entry/71/

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いや~~、知りませんでした。
「節分」は2月3日とは限らないんですね。

とあるブログでこのことを見つけたとき「何バカなことを言ってるんだ」なんて思っていたのですが、バカはこちらでした。

ちゃんと考えればわかるはずですよね。節分は立春の前日で、立春は太陽と地球の位置関係で決まる。そして、立春と同様に太陽と地球の位置関係で決まる春分や秋分だって、年によっては1日ずれることもある。であるならば、節分だって1日ずれても不思議ではない。

そう、不思議ではないのです!

このサイトによると、2020年までは2月3日が節分になるとのこと。翌年2021年には2月2日がせつぶんになり、さらに翌年2022年は再び2月3日に。
以降2月2日なるのが、この2021年の後2025年、2029年、2033年、2037年、2041年、2045年、2049年、2053年、2057年、とここまでは4年おき。
この後規則が変わり、2057、58年。2061、62年。2065、66年。2069、70年。2073、74年。2077、78年。2081、82年。2085、86年、と2年おきに2月2日の年と3日の年とを繰り返します。
その後、またまた規則が変わります。2089、90、91年。2093、94、95年。2097、98、99年、と今度は3年間2月2日に節分を迎えた後、1年間だけ2月3日となり、また翌年3年続けて2月2日となります。

「思い込みはいけない」と常々思っているのですが、こんなところにも「思い込み」が潜んでいました。驚きでした。

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このサイトについて……
 思っていること、考えていることを誰に頼まれることもなく綴っています。自分の思考の整理として書いているので、日記ではありません。
 自分のアンテナに引っかかった面白いもの、興味惹かれるものも収集して記録しています。
 不定期連載です。気の向いたときにお立ち寄りください。

 なお、別サイトで読書記録をつけています。こちらにもお立ち寄りいただければ幸いです。
http://bookdiary-k.blogspot.com/
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