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7月7日から1週間です。七夕の夜中、アニメ『宙のまにまに』の放送がスタートしました。
チャンネルを切り替えていて偶然目に留まるのではなく、意図してアニメを見たのは何年ぶりのことでしょう。軽く一昔前になります。まだ20世紀の頃です。
久しぶりのアニメで楽しめるのか心配でした。原作のファンであるがゆえの心配です。けれども、その心配は杞憂ですみました。原作のキャラクターの魅力も引き出されていました。動きも活発でした。メインの流れとサブの切り替えの良さも心地良かったです。
アニメ『宙のまにまに』に感じたのは、柏原麻実さんが描く原作に対する大いなる信頼です。原作の良さが前提として存在して、その良さをスタッフが表現したくて仕方がない様子が伝わってきました。
原作には天文に関する知識が散りばめられています。そんな原作を読んでいると、天文をもっともっと知りたい欲求が高まってきます。アニメ『宙のまにまに』スタッフも星の魅力にはまったそうです。星空観察を敢行。制作にも生かされています。劇中に登場する星空は、すべて現実の星空を再現したものとなっています。
部室のシーンに天文雑誌『星ナビ』がさりげなく映り込んでいました。
『星ナビ』は天文の専門雑誌です。星の観測情報やコラム、天文写真の投稿など星に関する情報が満載の雑誌です。そんな『星ナビ』、4月号から最新の8月号まで連続5ヶ月で『宙のまにまに』特集を組む熱心ぶり。5月号には、原作漫画の著者である柏原麻実さんのロングインタビューも載っています。
アニメに映った『星ナビ』、雑誌での特集に対するお礼なのでしょうね。これからも登場するのかもしれません。
それにしても、今の「アニメファン」――皮肉を込めた表現です――の振る舞いに戸惑いを覚えました。ブログをいくつか見て回ったのですが、異様な違和感を感じました。記事の多くが「とりあえず1話を見た」というもの。
今の「アニメファン」の間には「とりあえず1話を見た」という風潮があるのですね。
アニメにしろドラマにしろ、1話から最終話までの全体の物語が1つの作品という認識で僕はいます。だから、「とりあえず1話を見た」という風潮に違和感を感じるのです。
かつてインターネットが今ほど一般的ではなかった頃、アニメに関する情報は雑誌に頼っていました。専門雑誌で新番組の情報を得て、その情報を信用して放送を見始めていたと思うのです。
生粋の「アニメファン」であろう人が、事前情報を得ることなく新番組を「とりあえず1話を見」て、2話以降を見るかどうかを判断する。「自分の判断にこそ絶対の信頼を寄せている」ともいえるし、「自分の趣向に合うものをつまみ食いで探している」だけともいえます。
今やアニメって、「消費」の対象になってしまっているのですね。「娯楽」として鑑賞するものではなくなったのでしょうか。クリエイターへの待遇の悪さが問題になっていますが、こんな悪しき風潮も遠因になっているのかもしれません。
悪質読書感想文が多いのも気になりました。長々あらすじにちょっとの感想って、一番やっちゃいけない悪質読書感想文の典型です。感想を表現するのに必要に迫られてあらすじを書くのなら理解できます。あらすじの中にツッコミを入れていく、なんて「芸風」もあります。これは文章の芸としてありです。けれども、そんな高尚な感想も芸もほとんど見られません。ネタバレになるからあらすじを書くべきではない、なんて話ではなく、こんなあらすじ感想文を公開して恥ずかしくないのかなと思ってしまいます。
リアルタイム視聴ではなく、少し遅れての視聴となります。各話で感想を書くことはしないでしょうが、また気になったことがあれば感想を書くかもしれません。
あっ、そういえば、1話最後の星空がどのあたりの星なのか気になります。検証したいです。
○アニメ『宙のまにまに』 公式サイト
WEBラジオが配信中です。ラジオのノイズはわざと入れてる? 謎です……。
http://www.mmv.co.jp/special/soramani/
○アストロアーツ 公式サイト
『星ナビ』を発行している出版社です。
http://www.astroarts.co.jp/index-j.html
■自分のサイトから
○「祝・『宙のまにまに』がアニメ化!」
アニメ化の報を受けて、期待と不安を書き連ねています。
http://tblb.blog.shinobi.jp/Entry/28/
○「『宙のまにまに』美星のドット絵 」
他のキャラクターも作ろうと思いつつ日々が過ぎています。
http://tblb.blog.shinobi.jp/Entry/37/
○漫画『宙のまにまに』感想
読書記録サイトに書き連ねています。
1~4巻、5巻、6巻
昨日は7月7日、七夕。梅雨の真っ只中の関東地方では曇天で星空を楽しむことは困難です。
日付の変わる24時頃、徒歩で帰宅中のことです。満月が南の空に燦然と輝いていました。雲も少ない夜空。風が強いおかげか、大気も澄んでいるようです。空の闇の深さがいつもと違っていました。
南の空に満月が輝く頃、その左手、東の方にひときわ輝く星があります。わし座の1等星、「彦星」ことアルタイルかとも思ったのですが、それにしては位置が低い。「織姫星」(こと座の1等星、ベガ)と共に夏の大三角をなすデネブ(はくちょう座の1等星)でもあれば確信がもてたのですが、どうも見つかりません。それらしき場所には雲がかかっています。
確認する術もなく、帰途につきました。
家に帰ってから星空シュミレーションソフトを起動して確認しました。僕が見つけた星は木星だったようです。調べるとマイナス2.8等級。明るいはずです。近くに海王星もあったらしいのですが、海王星は肉眼では見えません。
プラネタリウムではない本物の星空で、意識して木星を見たのは初めてです。400年前、ガリレオが望遠鏡で見た木星です。あの輝きを見ると、望遠鏡を自作してでも木星をもっともっと覗いてみたくなる気持ちが理解でします。
雲に隠れていたのか、僕の視力が悪いのか、彦星も織姫星も見ることはできませんでした。けれども、木星を見ることができて満足の七夕の夜でした。
ところで、昨日の晩、こんな「クールアース・デー2009」なんてキャンペーンも環境省主導で行われていたのですね。ライトアップ施設の電灯を消すという取り組みです。初めて聞いたときには、光害をなくすキャンペーンなのだと感心したのです。七夕の夜にライトオフ。実に洒落ています。
しかし、実際の趣旨は違うとか。二酸化炭素の排出を減らすのが目的のようです。だったら、1日だけお祭りで満足するのではなく、毎日やりましょうよ。お祭りにするにしても、夏よりも夜の長い冬にやるほうが効果あるだろうし。
なんだかいろいろとずれています。中途半端な取り組みです……。
昨日の「言葉の収集が楽しくて」に続く内容です。本を読んで言葉を収集し、意味と類語を手帳にメモしているという話でした。
そんな折、角川書店の『類語国語辞典』を見つけました。
ある日、「こどものもうそうblog」のこの記事を読んだのがきっかけでした。
この辞書については「こどものもうそうbjog」の先ほどの記事と、そこからもリンクが貼られている「日経ビジネスAssocieオンライン」のこの記事が雄弁に語ってくれています。ぜひそちらを読んでください。
で、思ったのが、こんな辞書をすべて収録した電子辞書は販売されないのか、ということです。夢のような電子辞書になりそうです。
僕が考える夢のような電子辞書とは、……
広辞苑・大辞林クラスの大型国語辞典があって、
新明解国語辞典か明鏡国語辞典のどちらかがあって、
角川書店の類語国語辞典か類語新辞典(下参照)があって、
(昨日取り上げた)類語玉手箱があって、
漢検協会発行の漢字辞典と四字熟語辞典があって、
反対語辞典やことわざ・慣用句辞典があって、
古語辞典もあって、
百科事典があって、
ジーニアスクラスの英和・和英辞典があって、
英英辞典があって、
社会(地歴公民すべて)や理科(物化生地すべて)の用語集があって、
理科年表があって、
できれば日本史と世界史は専門の辞典があって、
時事用語辞典もあって、……
(※書籍名を挙げていないものは“それらしい”ものをチョイスしたにすぎません。言ってしまえば適当です。加えて書けば、画像のないものはここに並べていません。なんとなくのイメージだと思ってください。)
こんな電子辞書が登場したら、まるで夢のようです。
英会話コンテンツとか、一生使わない専門色の強い辞書とかは不要! 内容も量も薄い辞書や読み物も無駄! パズルも電子辞書なんかで遊ばない!
辞書の数を競うよりも、無駄なく必要なものが充実していることを売りにした電子辞書を待っています。物書きを職業にしている人や国語教師が絶対に飛びつくと思うのですが、いかがでしょう? キングジムが販売している電子メモ「ポメラ」だって、メーカーの思惑を超えてヒットしているようですし、潜在的ニーズは絶対あるはず!
どこかのメーカーさん、本気で作ってみませんか?
○角川書店『類語新辞典』
『類語国語辞典』との違いがわからないのですが、こちらの方が古いのでしょうか?
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=199999011700
○ニンテンドーDSソフト『意味までわかる大人の熟語練習角川類語新辞典から5万問』
DSでこんなソフトがあったのですね。中身が気になります。
http://www.nowpro.co.jp/products/game/jyukugo/index.html
初めて出会った言葉やなじみの薄い言葉、自分でも使えるようになりたい言葉を収集するのが、最近のマイブームです。本の表紙の裏に付箋紙を1枚貼っておき、ピンと来た言葉をメモしておきます。時間のあるときに辞書で意味を調べて、手帳にメモするという手順です。
電子手帳を持っていないので、もっぱらオンライン辞書を利用しています。使っているのは「Yahoo!辞書」と「Weblio」です。
「Yahoo!辞書」には『大辞泉』(小学館)と『大辞林』(三省堂)と大型辞書が2冊分収録されています。無料オンライン辞書では「Yahoo!辞書」だけなのではと思います(少なくとも現在は)。個人的には『新明解国語辞典』(三省堂)や『明鏡国語辞典』(大修館書店)の方が好みなのですが、無料オンライン辞書にはなっていないようです。
もう一方の「Weblio」には『類語玉手箱』と『Weblioシソーラス』との2つの類語辞典が収録されています。この類語辞典がなかなかユニークなのです。
例えば、「Weblio」のトップページに例として挙げられている「びっくり」で検索してみます。まさに“びっくり”するような検索結果が得られます。
意義素・用例 | 類語・縁語 |
びっくりということ | 驚き・驚嘆・感嘆・仰天・びっくり仰天・唖然(あぜん)・呆然(ぼうぜん)・ハトが豆鉄砲を食らったような(顔)・(~を耳にしての)絶句 |
びっくりする | 驚く・目を丸くする・たまげる・ギョッとする・びくりとする・はっとする・とび上がる・肝をつぶす・度肝を抜かれる・肝を冷やす・面食らう・腰を抜かす・「わが目を疑ったぜ」・まさかと思う・「耳を疑ったさ」・「青天の霹靂だぜ」 |
びっくりさせる | 驚かす・仰天させる・ドッキリ(カメラ)・(いたずらで)おどかす・油断しているところを襲う・(いたずらを)仕掛ける・(心理的に)混乱させる |
びっくりするような | めったにない・仰天するような・驚くべき・想像を絶する・気が遠くなるような・驚天動地の(事件)・通常ではあり得ない(出来事)・意外な(行動)・思わぬ(展開)・奇想天外な(発想)・思いがけない・破格の(評価をもらう)・お騒がせ(人間)・仰天(ニュース)・寝耳に水の・大変な(事態) |
「びっくり」では表しきれないような豊かな表現を持った言葉が、これでもかこれでもかと現れます。こういうサービスが無料で得られるのにも、また“びっくり”します。「Yahoo!辞書」にも類語辞典が用意されているのですが、表示される単語の数がまったく違います。
こんなふうに言葉を収集しては、手帳にメモしては悦に入っているのです。
(明日の記事へと続きます)
行間を広げてみました。用意されているテンプレートをいじれる機能があるので、スタイルシートを読み、ここだろうと当たりをつけて、エイヤッ!と書き換えてみたらできました。
line-height: 150%; |
と入れればいいのですね。ここにメモしておきます。
そういえば、今tableタグを使ったのですが、このタグを使うと、表中の文字にセンタリングを強制的にかける仕様になっていました。最初は自分で書いているhtmlが間違っているのかと、さまざまなバリエーションで書いてみるもうまくいかず。違うところに原因がありそうだと、今度はスタイルシートをチェック。やうやく原因を突き止め、望みの表示ができるようになったのでした。
そんなんで2日連続でスタイルシートをいじくることになったのでした。慣れないことをするのは疲れます。
自分のアンテナに引っかかった面白いもの、興味惹かれるものも収集して記録しています。
不定期連載です。気の向いたときにお立ち寄りください。
http://bookdiary-k.blogspot.com/
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