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お台場にある日本科学未来館に行ってきました。メインの目的はプラネタリウムです。
新宿駅からりんかい線接続の埼京線に乗り、東京テレポート駅で下車。お台場の足として活躍している「東京ベイシャトル」というバスに乗り換えます。このバス、無料で乗ることができ、お台場の主要スポットをグルグル循環しています。日本科学未来館にもちゃんと止まってくれます。
入り口には行ってすぐのところに入館チケットの販売機があります。チケットを買ったら、チケットに2次元バーコードが印刷されています。何のことかと思ったら、日本科学未来館では展示コーナーなどに入るためには、この2次元バーコードをかざさなくてはいけないようです。
入館チケットを買ったらプラネタリウムの予約です。予約するには1階の奥へと進み、予約のための機械に先程の2次元バーコードをあてなくてはならないのです。
この日、日本科学未来館に僕が到着したのは午前11時半よりちょっと前。先程の「東京ベイシャトル」の始発でした。それなのにも関わらず午前中の回はおろか、午後2時45分の回の予約がようやく取れるという状態。
土日や祝日ではないただの平日であるにも関わらず、すごい盛況ぶりです。ただただ驚きです。
これは後でわかったことですが、小学生の社会科見学(というよりも理科見学?)の団体がいて、先に予約しているようでした。午前中の回を狙うなら「東京ベイシャトル」では時期によっては難しいのかもしれません。「東京ベイシャトル」の始発でもぜんぜんダメだったので、もっと早い時間にゆりかもめのテレコムセンター駅から歩いて行った方がいいかもしれません。
そんなこんなでプラネタリウムまで3時間ほど時間ができてしまいました。じっくりと展示を回ることにしました。
この日本科学未来館、不思議な構造をしています。1階からエスカレートを上ると3階に着き、さらにエスカレートを上ると5階に着きます。なぜか2階と4階がありません。その上は6階、7階と続くのです。不思議な建物です。
その3階と5階に常設展示があります。常設展示コーナーへの入り口に駅で見かける自動改札のような装置があります。駅ならばSuicaなどのカードをタッチするところなのでしょうが、ここでは先程の2次元バーコードをタッチします。そうして展示コーナーへと入ることができます。
常設展示にはただ眺めるだけではなく、触ったり動かしたりするような展示品も数多くあります。だから楽しむためには両手を空けておくべきです。そのためにも1階にあるロッカーコーナーに荷物を預けてから上に上がるとかなり楽です。
この日は親子連れの集団が目立ちました。子どもたちが勝手に楽しんでいて、それをお父さん・お母さんがほほえましく眺めている姿がまた印象的でした。
僕自身の感想としては「民間企業では、これ、できないんだろうな~」といったところです。公共施設だからこそ、この低価格でこういう展示ができるのでしょう。お金のかけ方がひと味違っていました。採算が採れていないのではと心配してしまいます。
あとはもう公共施設、それも国のだから仕方がないのでしょうけど、一生懸命(誰かの考える)理想の結論に誘導している感じが嫌でした。医療問題とか地球環境問題とか、政策に影響している部分は都合のいいように巧みに誘導しています。都合の悪い部分は気づかせないようにスルーしています。
ありのままを見ずに裏やら背景やらを考えてしまう癖がまた出てしまいました。
とはいいながらも、どの展示もよく作り込まれています。すべての展示に等しく興味を持つことができなくても、誰しもがどこかの展示に興味がもてるだけのボリュームと質が確保できています。それだけでも充分な価値があると思うのです。
そういえば食事の場所に苦慮しました。3カ所ある食事場所はどこも昼時には込んでいました。僕は並ぶのが嫌なので食事をとるのをあきらめてしまいました。近くにコンビニでもあれば状況が変わるのでしょうが、どのくらい近くにあるのかも不明です。お台場に乗り込む前に食事を買っておいた方が吉かもしれません。
そんなこんなプラネタリウムの時間です。僕が見た午後2時45分の回は「バースデイ」という25分間ほどの自動投影の番組です。
プラネタリウムの始まる15分くらい前に入り口に行ってみたら、すでに30~40人暗い並んでいてビックリ。並々ならぬ気合いに後込みしそうです。
いよいよ入場。
入場前、「立体めがね」を渡されます。この「立体めがね」というものを初めて体験したのですが、ここまで遠近感が変わるものだとは知りませんでした。プラネタリウムにしろ、また映画にしろ、スクリーンに画像が映し出され、僕らはその画像を見て楽しみます。でも「立体めがね」をかけると左目と右目で見える画像にズレが生じて、それが遠近感につながるようなのです。なかなかいい体験をしたと思います。
残念といえば残念なのが、「立体めがね」の遠近感を楽しんでいるあまり、番組の内容が薄れてしまうことでしょうか。番組が終わって、周りの人たちが口々に話していたのは「映像すごかったね」とか「ギューンと飛んできた」とかそんな感想ばかり。内容に関する感想をついぞ聞くことができませんでした。これはこれで他のプラネタリウムにはない演出なので、意味あることなのでしょうね。
肝心の番組の中身です。「バースデイ」の名にある通り、地球や太陽、月など、宇宙に浮かぶ天体の誕生をCGで再現したものです。子どもが見るには言葉が難しいところもありますが、映像の迫力に心奪われるので心配無用です……っていうのもあまりうれしい話ではありませんが、映画を見るように映像を楽しむのがいいと思います。
番組が終わって、1階の売店をプラプラと眺めて帰路につきました。
■府中市郷土の森博物館 基本データ
○開演時間
平 日…10:45~、11:30~、13:00~、14:45~、15:30~
日 祝…10:45~、11:30~、12:15~、13:00~、14:45~、15:30~、16:15~
○休館日
毎週火+年末年始
○場所
徒歩ならば新交通システムゆりかもめ「船の科学館駅」「テレコムセンター駅」からなら4~5分で着きます。りんかい線「東京テレポート駅」からなら上に書いた「東京ベイシャトル」無料循環バスに乗るか歩いて15分ほどで着きます。
○日本科学未来館 公式ウエブページ
http://www.miraikan.jst.go.jp/
○「東京ベイシャトル」公式サイト
http://www.hinomaru.co.jp/metrolink/odaiba/index.html
自分のアンテナに引っかかった面白いもの、興味惹かれるものも収集して記録しています。
不定期連載です。気の向いたときにお立ち寄りください。
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