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(1) I think that that that that that boy wrote is wrong.
パッと見たところ、文法的に破綻しているかのように見える上の文。(多少ズルいものの)文法的な解釈が可能な文です。誤りを含むようで実は正しい不思議な英文として割とよく知られています。
僕はこの文の存在を知ったのは、多分中学3年生のとき。初出はわかりませんが、古くから知られている文なのでしょう。
先日、受験数学雑誌『大学への数学』を読んでいたら、次の文が載っていました。
(2) The mean means mean mean means.
meanでもできるんだ!と新鮮な驚きがありました。
すると他の単語でもできるのではないかと、チャレンジしてみたくなりました。力技でねじ伏せていますが、形だけは整いました。
(3) Mark marks marks.
(4) In May, May may plant mays.
(5) At present, present presents present present willing
せっかく思いついたので、ブログに載せておきます。
当然のことながら、1つの単語で複数の品詞で意味を持つ単語でないと作れません。それも派生語や関連語ではなく、まったく異なる意味でないとうまくいきません。
みなさんもチャレンジしてみませんか? ちょっとした頭の体操になります。
※twitterでつぶやいた内容に大幅な加筆・修正の上、再構成して記事に仕立て上げています。興味のある方は校正前後の「ビフォー・アフター」をお楽しみください。
木村カエラの『Butterfly』をヘビーローテーションで聴いています。
特別な時を迎え、美しく、そして幸せに包まれた女性をButterfly(蝶)になぞらえた歌です。歌詞中に「鐘が響くよ」と歌われている通り、曲中にも鐘の音が聞こえてきます。聴いている側も幸せに包まれてくる心地がします。
結婚式での花嫁、寿退社する女性に歌うと喜ばれそうです。
この歌を知ったのは、ユートリア・スターガーデン(墨田区のプラネタリウム)の2009年9月のがきっかけです。ドームの暗闇の中、流れる『Butterfly』。実にいい心地でした。
木村カエラ、っていうとsakusakuのイメージで止まっていて、恥ずかしながらこの曲の存在すら知りませんでした。
調べたらゼクシィのCMで流れた曲だったとか。本当の結婚式に木村カエラがサプライズで登場して、『Butterfly』を歌う一幕もあったようです。Youtubeにその画像がありました。
『Butterfly』の歌詞を読むと、主に二人称の文体で書かれているのがわかります。だからこそ、『Butterfly』がプレゼントソングとして喜ばれるのでしょう。
結婚式定番ソングとして有名な『乾杯』(長淵剛)も二人称の文体です。
二人称の文体で小説を書くことを要求されたら、こりゃあ困ったなあということになりそうです。ちょっと無茶だよと。
けれども、「励ます」とか「応援」とかの目的を持ったプレゼントブックであれば、二人称の文体は自然に溶け込みます。同じように、二人称で描いた絵本は読み手に教訓を含んだメッセージを込められそうです。
二人称の文体は、読み手(聴き手)自身を物語へと引きずり込み、読み手(聴き手)自身を半ば強引に主役にしてしまう力があるのかもしれません。それは、三人称の「神様のような客観視点」とも、一人称が持つ「主人公と読者の距離感」とも異なる独特の感触を読者に与えるのでしょう。
元記事のURLはhttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090926/crm0909262212016-n1.htm
(いつまで残っているかわかりませんが)
子どもが万引きをしたにもかかわらず、店に全責任をなすりつけるモンスターペアレントの傍若無人ぶりを報じたニュースです。
モンスターペアレントの酷さについては、各所で伝えられていて周知の通りです。なんか、もう呆れるだけです。この先、モンスターペアレントの存在は消えないのでしょうかね。
で、ここまではただのネタ振り。本題はこれからです。
記事の表題のすぐ下。「このニュースのトピックス」という欄があります。そこに書かれた文字は「理不尽モンスター」。
「理不尽モンスター」?
文字を見ても、音声で聞いても、気持ちがざわつく感じは何でしょう。
意味はわかりますよ。“理不尽”な“モンスターペアレント”、ってことでしょう。
そもそも、「モンスターペアレント」という語そのものに「理不尽」という意味が内包しています。「頭痛が痛い」「車に乗車」「白い白馬」と同じ現象です。畳語と呼ばれています。
「モンスター」で止めている意図もわかるのです。モンスターペイシェント、モンスターチルドレンなども含めたい気持ちが読み取れます。だからこそ「モンスター」で打ち止め、頭には「理不尽」を付けざるをえない。
あちらを立てればこちらが立たず。二兎は追い切れないのか(一兎は追えてますが)。帯に短したすきに長し(意味が違う)。
「理不尽なモンスター」という語が持つやるせなさがたまりません。
さらにいえば、「理不尽モンスター」と聞くと、RPGに登場する姿を妄想してしまいます。
「我と戦いたくば○○を持ってこい」
「こんなのダメだ! もっと上等なのを持ってこい!」
「持ってくるのが遅い! 貴様とは戦えないな!」
「おぅ、気の利くものを持ってきたなあ。よし、明日来るがいい。戦わせてやろう。」
「やっぱ気が変わった。また今度な。」
まあ、なんて理不尽な振る舞い。無茶苦茶な要求をするモンスター。まさに「理不尽モンスター」。RPGでこんなモンスターが登場したら、腹が立って投げ出したくなります。
(戦ってみたら、たいして強くもないのにHPだけ理不尽に多かったりしたら、なお最高、いや最低です)
こんな妄想に一生懸命になって何を書いてるんだか。ふと我に帰る自分……。
ここ数日、寝る前にギリシア文字の暗記をしています。寝床で「アルファ、ベータ、ガンマ、……」なんて唱えながら、「α、β、γ、……」と宙に文字を書いています。どうにか危なげながらも小文字を覚えたところです。
日頃、星座にまつわる本やメルマガを読んでいます。
最近読んだ本というと野尻抱影の『新星座巡礼』。メルマガは、
『星と宇宙と天文と…』
『メルマガ★流れ星からの贈り物』
『星空ウォッチング』
『アストロアーツ星空アナウンス』
『満天★だより』
……とまあ、主だったところで5誌購読しています。
星座や天文学にまつわる本やメルマガを読んでいると、ギリシア文字がたびたび登場します。各々の星座を構成する星々にα、β、γ、……とギリシア文字を当てているからです(定めたのはバイエル)。
なんとなくは覚えていたのですが、裏返せば、所詮なんとなくでしかないわけで……。こちゃいかんということで覚えるに至ったのです。
そんなことんなでギリシア文字を覚えているのですが、書き順が気になってきたわけです。
調べてみると、知らなかった&気づかなかった発見がありました。
予想はしていましたが、サイトによって書き順はまちまち。そもそも書き順というのは、誰が書いてもきれいに見せる「テクニック」みたいなもの。複数の書き順があったって矛盾はないはずです。書き順は指導者と初学者のために存在しているといっても過言ではありません。……にしても、γに複数の書き順があるとは。
ついでに、γやらχやらって、アルファベットのgやjみたいに基準線の下にはみ出すのですね。活字では認識しにくいポイントです。
そんなこんなで参考にしたサイトのリンクを貼り付けます。よかったら、覗いてみたらいかがでしょうか。
○「ギリシヤ文字・特殊文字の筆順例」
「Welcome to Ryusuke Endo's Home Page」より。
「かたいファイ」「やわらかいファイ」のように異字体(?)の書き順についても書かれています。
http://kscalar.kj.yamagata-u.ac.jp/~endo/greek/orthographic.html
○「注意を要するギリシヤ文字・アルファベット(高さ・深さ・曲率などで区別する)」
上記サイトより。
rとγ、pとρのように紛らわしい文字の書き分けが整理されています。
http://kscalar.kj.yamagata-u.ac.jp/~endo/greek/distinction.html
○「ギリシャ文字の筆順」
「苫小牧高専 応用数学」より。
数学の先生によるサイト。24のギリシア文字の筆順がシンプルにまとめられています。
http://www.tomakomai-ct.ac.jp/department/gene/apmath/greek.html
○「第1回 文字と発音(詳細)」
「ギリシャの箱(古典ギリシャ語)」より
ギリシャ語文法を系統的に整理したサイト。οとωが「オー・ミクロン」と「オー・メガ」である解説に納得!
http://homepage1.nifty.com/suzuri/gg/ggk001.html#111
自分のアンテナに引っかかった面白いもの、興味惹かれるものも収集して記録しています。
不定期連載です。気の向いたときにお立ち寄りください。
http://bookdiary-k.blogspot.com/
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